税理士と公認会計士のどちらを狙うか【現役会計士・税理士からの視点で】

税理士と公認会計士、どちらかを勉強されている方はかなり多くいます。どちらを勉強しようか悩んでいる方もかなり多くいます。

まず、この両者の試験にいえることは、かなり難しいということです。

並大抵の気合いだけでは難しく、頭の良さやセンスや記憶力やらをかなり問われます。努力だけでいけるというのは、おそらく、一定のレベルの頭脳があって初めていえることです。

なので、当然ですが若い人の方が有利ですし、そこそこ偏差値の良かった人の方が有利です。

そして、もう一つ。独立希望の方が多いようですが、現在のご時世、独立はそう簡単ではありません。

公認会計士として修行をしても独立するひとはほぼいません。なぜなら仕事がないからです。税理士として修行しても顧客ゼロスタートであれば生活できるレベルになるまでに試験以上の苦労が必要かもしれません。

もし単純に「独立したいから」というような気持ちであれば、柔道整復師や美容師になったほうがいいかもしれません。

それぐらいのものです。

★税理士試験

1科目ずつ合格できるとはいえ、その分難易度は上がりますし、平均5年以上の忍耐期間に耐える精神力が必要です。税理士事務所に勤務しながらとか一般企業に勤務しながらとか家事をしながらとかで合格できるといわれていますが、最近は学生で勉強ばっかりしているライバルも多く出現しており、かなり難易度は上がります。ちなみに5科目合格して税理士事務所勤務となった場合、よほどの大手ではない限り給与は毎月20万円程でしょう。概して忙しい仕事になります。

 

★公認会計士試験

これはやはり一気に全ての科目を合格レベルに持って行く必要があるので、生半可な状態ではできません。1年以上の期間、全てを勉強に捧げる状態で初めてスタート台と考えていいでしょう。エリート大学生がこぞってこの試験に1年以上をささげてくるわけですから、他の何かをしながらというのは厳しいでしょう。中堅~大手の監査法人に勤務した場合は月給で30万円程度からスタートになります。なお、監査法人に勤務しても独立の道は開けません。会計監査業務は一人でできるものではないので、もし独立するなら税理士業務ですが、基本的に税務知識は少ないので、税理士事務所勤務の人間と比べるとかなり見劣りするでしょう。

 

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